木村屋敷・・・国指定登録有形文化財(文化庁 第22-0177) *この建造物は、貴重な国民的財産です。

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2014年11月02日

オールドノリタケのカップ

カフェの珈琲カップは、オールドノリタケ(日本陶器)初期の希少なカップでお出ししていますカップ 01



  

Posted by こばやし at 17:00Comments(0)屋敷ご案内

2014年10月24日

温泉菅の破損







  

Posted by こばやし at 15:36Comments(0)屋敷源泉

2014年10月10日

2014 シルバーさん草刈2日目

台風一過、庭の高台の楠の大木の枝が折れて転がっているのを除去したり、折れてをふさいでいた数本の孟宗竹を切断したりで大変でした。

幸いにも10日と11日に3人のシルバーさんと、近所の3人の農家のお父さんに雑草刈りを依頼してありましたので、ついで仕事をして貰う事ができました。

例年の行事で、この時期に庭の手入れをしているのですが、なにしろ人の背丈以上もある雑草たちですから素人では手に負えません。プロ級の皆さんが、もくもくと作業に勤しんでくれており今日中に仕上げられればと思っていますが、どうやらもう1日延長になりそうです。














  

Posted by こばやし at 09:55Comments(0)屋敷お掃除

2014年10月09日

2014 シルバーさんの山の草刈






→ いのししの掘った跡です。



  

Posted by こばやし at 17:17Comments(0)屋敷お掃除

2014年10月05日

夏が終わって

この夏の暑い日に京都の中村昌生先生から私の携帯電話に「涼しくなったら、お宅に伺いますよ。」と突然に先生自ら電話を頂きました。

 私が失礼をかえりみず、先生にお手紙を差し上げたのですが、内容をよくお読みになられて、ご興味をもたれたものと察する次第です。

 先生のご来訪を心待ちしている今日この頃です。当家は大財閥の総帥だった団琢磨男爵が皇室のために建設した茶事で欧米の賓客をむかえる迎賓館であり、その時代に国家の威信をかけた建築物である事は確かです。文献がなくても、建造物を見れば一流の建築家なら即座にお解り頂けるはずです。

 10月の9日、10日の2日間で庭全体の草刈作業を行い庭園内を回遊できるようにしたいと思っております。
 ところで、厨房の壁にに写真のような奇妙な電光板があります。風呂の脱衣場と洋間の2部屋に押しボタンが付いており、押すとこの電光板の表示窓が発光し知らせる仕掛けだと思われます。察するところ、宮様がお風呂からお出になられる合図と、洋間は茶や料理を出す合図用であろうかと思います。

←どなたかこれを知ってる方いませんか?  

Posted by こばやし at 10:54Comments(0)屋敷建物

2014年09月20日

なげしも北山杉の柾で極上物

 先日の事ですが、40年間銘木屋に勤めていたと言う年配の方が訪れて、4畳半お茶室の天井板を見上げ「屋久島の縄文杉」だというのです。・・・「つい10日ほど前に屋久島に行って来たばかりで、間違いないですよ。」とも言っていました。

 10帖座敷の床の間の框は小笠原桑の銘木で、「滅多に見られる代物ではない。」とも言われました。・・・柱は北山杉の面皮柱、鴨居、なげしも北山杉の柾で極上物であり、天井板は吉野杉杢ではないかとも言っておりました。 全て上物の木材が用いられておりますが、それを見せ付けてはいないのです。

 小堀遠州が古田織部の作った江戸城の秀忠の茶室を評して「キレイ寂」と称えたと書物で見た事があります。キレイとは上物と言う意味合いで「寂」はそれを見せつけてはいないと言う事だそうです。織部は師利休の草庵の心をそこに表現しているのです。まさに、この茶室建物は「キレイ寂」だと感じられるのです。
 家康は江戸にいる息子の秀忠に茶を織部に指南してもらえる様に太閤秀吉に懇願します。織部は秀吉の命に従い江戸にくだり、2代将軍秀忠に茶を教え秀忠の茶室を作ります。

 秀忠の時代には毎年正月15日には、18家の大名を江戸城に招いて茶会が催されていました。・・・実は秀吉は織部を江戸にやりたくなかったのですが、家康の頼みであり、断りきれず、織部を呼び織部の腹を探ります。すると織部は次のような歌を詠み秀吉を安堵させます。

 琴の音は 松の葉風は にしと聞く 
   常盤の松の 色はかわらじ


江戸へくだっても、わたしの心は常に秀吉公の内にありますから、どうぞ、ご心配なさらぬように、と言う意味です。
  

Posted by こばやし at 12:00Comments(0)屋敷お茶室

2014年08月04日

外庭

現在、駐車場としている門前の200坪程の広場は、昔は芝付けの平らな外庭でした。

 宮様がお見えになられた際には、町の人達が正座してお迎えする場所です。宮様がお通りになられる玄関門に通じる道はスロープをつけて一段高くなっており、車でお通りになる宮様を下から仰ぐように工夫が為されています。

 外庭と隣地の畑との堺には、お茶の玄関先として10数本の梅の木が並木の様に植え込まれていました。 
  

Posted by こばやし at 18:32Comments(0)屋敷庭園

2014年08月04日

温泉菅の修理

当家の風呂の湯は、源泉の温度が95度という高温の湯です。その熱い湯が温泉菅を通って引き込まれています。ものすごい量の湯垢が温泉菅に付着するのです。

この土日に20名の学生達が泊まりにやって来たのですが、その2,3日まえから温泉菅が詰まり温泉が出なくなってしまいました。なんとか源泉の管理をしている正木さんに配管の取替え工事を依頼しギリギリセーフで間に合いホッと胸をなでおろした次第です。全部で7本取替えました。10数年経ていましたから小指の穴ほども通じていませんでした。

 正木さんの話では、70度以下の温度ならば湯垢は付着しない様です。ですから町有の湯や、大手旅館さんでは問題が生じないよう源泉の取り出し口から水を加えて温度を70度以下にして使用しているとの事でした。どうやら源泉100パーセントは当家だけの様子です。大変、贅沢な温泉風呂だということが解かりました。
  

Posted by こばやし at 11:45Comments(0)屋敷源泉

2014年08月02日

庭の紅葉樹

紅葉樹が池の周りに沢山植え込まれておりますが、根元をよく見ると岩の間から窮屈そうに伸び上がっているのです。昭和12年に写した池の周りの写真を見ると1本も紅葉樹など見当たりません。多分、幼木を石と石の間に差し込むように、ひっそりと植えてあったのだろうと推測されます。それらの木々が今では立派な成木となり、毎年美しい紅葉を見せ付けてくれています。

 なぜ、そのような仕掛けをしたのか考えてみました。この屋敷の完成時頃の、宮様は30歳台の半ば、青年から壮年期にとおなりになられる充実期です。紅葉は晩年を飾る樹木ですから目に付かぬように植え込まれていたのでしょう。この幼木達が美しく庭を飾るのは、20年、30年の時を経た後です。つまり宮様が晩年をお迎えになられる頃から、秋の庭を彩り楽しませてくれるように作庭されていたのだと思います。

 晩秋に屋敷を訪れていただいた人達から「まるで京都に居るみたい。」と感嘆の声を耳にいたします。
  

Posted by こばやし at 17:16Comments(0)屋敷庭園

2014年06月09日

源泉やぐら立て替え

1週間かけて新しいやぐらが完成しました温泉

  

Posted by こばやし at 15:56Comments(0)屋敷源泉

2014年06月09日

巨石庭園


 この屋敷の庭園の高台には、ざっと数えて50個くらいの1トンを越す大石が在ります。2トン、3トンの巨石も鎮座しているのです。驚いた事に、この石達は、すべて人力で積み上げているようです。池や滝を形成している石も、数百キロの物ばかりで数え切れませんすし、無論1トンを越す大石も沢山あります。関東方面には類を見ない石庭のようです。
 すべて屋敷の脇を流れる鍛冶屋沢川と近くの河津川から採取した地元産の石です。
1トンの石を持ち上げるのには50人の手がいるそうです。この屋敷の庭の様な急傾斜地の場所まで運ぶのには、その2倍、3倍の人手がいるのです。川から採取し、この屋敷まで運び込むだけでもかなりの人工がかかっているはずです。
 近所のお年寄り達の話では、「大財閥が高賃金を払ったので伊豆中の若者達がお祭り騒ぎで集まってきていた。」との事です。延べで数万人の人工賃が支払われていた事でしょう。
 石を据え付けるだけでも、おそらく数億円あるいは10億円単位の、お金をかけていると思われるのです。大財閥の大番頭だから出来た仕業でしょう。
 今後は、これだけの地元産の大石を集めた庭を造る事は不可能でしょう。石の採取自体が、河川法などで難しい様です。
  

Posted by こばやし at 09:20Comments(0)屋敷庭園

2014年05月04日

2014年04月26日

ヒノキ&スギ

先日、京都迎賓館をTV放映しておりました顔02
その廊下の腰板に使う材料に20mの一枚板の材料を採るのに
1本数千万円の杉の大木を使用されておりました顔01

木村屋敷にある2本の杉の木やひのきの大木も、同じくらいのものであると思われますびっくりマーク







  

Posted by こばやし at 18:44Comments(0)屋敷庭園

2014年04月26日

竹の子が竹に!



  

Posted by こばやし at 18:41Comments(0)屋敷庭園

2014年04月26日

やねの葉っぱそうじ



  

Posted by こばやし at 18:40Comments(0)屋敷お掃除

2014年04月24日

文芸かわづに掲載!



  

Posted by こばやし at 17:11Comments(0)屋敷ご案内

2014年04月12日

まる石





  

Posted by こばやし at 15:58Comments(0)屋敷庭園

2014年04月12日

滝(池)そうじ





  

Posted by こばやし at 15:56Comments(0)屋敷庭園

2014年04月12日

竹の子狩り









  

Posted by こばやし at 15:53Comments(0)屋敷庭園

2014年04月11日

たけのこ狩り 開催!







  

Posted by こばやし at 12:23Comments(1)屋敷庭園